若い世代の人は、将来に希望が持てず、安定志向になっているらしいが、
非常にもったいないような気がしてならない。
自分は「老後の心配なんて無駄」だと思っている。
そもそも、未来の予測なんて3年後くらいまでは出来ても、20年、30年、40年といった予測は非常に難しく、殆ど当たらないのではないか。
2001年宇宙の旅でも、バック・トゥ・ザ・フューチャーといった未来(21世紀)を舞台にした映画も、現在の世界とは全く違う。
人工知能やバーチャル・リアリティによって生活は劇的に変わるかもしれないし、利便性は高まっても案外生活そのものは大して変わらないかもしれない。
■年金に期待するのは無駄
間違いなく来ると言われている少子高齢化社会で、年金は間違いなく貰えなくなると思う。給付減+受給開始年齢の引き上げがひたすら続き、数十年後には「80歳から月数万円」という雀の涙のような年金になるかもしれない。
何十年も前に作られた「現役世代が高齢者を支える」仕組み自体が、少子高齢化に対応していけるとは到底思えず、システム的にどこかでリセットしない限り、ごく一部の人しか恩恵に預かれない仕組みになっていくと思う。
■定年やリタイアという言葉は死語になる
政府の掲げた「1億総活躍社会」というのは、言い換えれば「1億総労働社会」である(笑)
国が老後を保証出来ないので、男性も、女性も、若者も老人も、全員が働く社会(納税する社会)にしていきましょう。という意味で間違いないはず。
定年やリタイアは「そんな時代もあったんだな〜」という概念になるはず。
幸い、人口が減れば働き手も不足してくるはずなので、現在のように高齢者の再就職が難しい状況ではなくなり、仕事は選ばなければあるんじゃないかと思う。
80歳だろうが90歳だろうが、健康な人は働き、物理的に働けなくなった(健康じゃなくなった)人のみが社会保障を受け取るような時代になるのではないか。
■人口減少でメリットも出てくるはず
人口減少は政府や経済にとってはデメリットが大きいかもしれないが、生活面ではいい事もあるかもしれない。
例えば、人口が減って地価が下がれば、土地や家の価格が下がり、生活のコストが安くなるかもしれない。東京とか都市部では、あんまり変わらないかもしれないけど、過疎が進んでいる地域では場所に拘らなければ、空き家が激安で手に入るようになるかもしれない。
しかもテクノロジーの発達で、どんな過疎地域でも、ネット通販とドローン配達で何不自由なく買い物が出来る世の中になれば、そこまで不便は感じないかもしれないし。
どれも「単なる予想」に過ぎず、本当にどうなるかなんて誰も予想は出来ないだろう。
例えば、50年前の1966年と2016年では、人々の生活は全く違うように、2016年と2066年の生活は全く違うはず。テクノロジーによって大きな社会変革が起きるかもしれないし、グローバル化がさらに進んで、言語の壁すら無くなっているかもしれない。
■予想が出来ない未来に対して、期待や心配をしても無駄
言いたいことはこれである。
「老後の安心のために、安定した仕事に就こう」とか、
「年金は将来貰えるんだろうか」とか、どれだけ心配したり期待したところで、
どうせ年金は貰えなくなるし、
健康なうちは老後なんてないし、
安定した仕事もテクノロジーの進化によって無くなるかもしれないので、
すべて考えるだけで無駄である。
むしろ、考えるだけ無駄な未来のために、現在の行動を制約してしまうのは、非常にもったいないと思う。
やりたいことにはどんどんチャレンジして、何歳になっても情熱を持って働ける仕事をした方が本当の意味で賢い生き方といえるのではないだろうか。
(飽きたら別のことをすれば良いだけだし。)
様々な社会情勢の変化により、
『リスクを取らない事が最大のリスク』となる世の中になりつつある中、
「将来不安だから転職したいけどやめとこうかな・・・」
「起業しても何年続くかわからないし・・・」
「やりたいことがあるけどとりあえず安定した企業に就職しよう・・・」
というような消極的な選択は面白くないし、賢くもない選択だと思う。
『失敗を恐れずチャレンジして、失敗してもまたチャレンジする』
こういうメンタリティが今の時代に必要なのではないだろうか。
堀江貴文
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