確定申告の季節

確定申告の季節がやってきた。
昨年から税理士さんにお願いするようになったので、
年明けに書類を整理して、渡すまでがやることになり、
年度末の繁忙期によく分からん申告の事に気を使わなくて良くなり、とても快適。

売上としては割と順調で、1年目と比べると、4年目は倍以上の売上に。
その分税金も増えるので、節税と経費はもっと使っていこうと思う。

■税金の一括納付は”負担感”が大きい（笑）
 
所得税や住民税が天引きされる給料と違い、
個人事業主は一括納付（住民税・事業税は分割でも可能だが）が基本なので、
1年分をまとめてポーンと国に収めないといけない。
もちろん、会社員とは違い、経費等によって節税が出来るので、
メリットもあるのだが、一括で結構な金額を払わなければいけないのは、
心理的には中々の負担感がある。
税金を払う季節は憂鬱な気分になってくる（笑）
 
実際、税金が増えてくるにつれて、税金や節税の知識も身についてきたと思う。
 
国も増税ばかり考えるのではなく、ふるさと納税のように、
もっとインセンティブを付けるような形で、納税に対して、ちょっとした楽しみを付けないと、単に払うだけだと節税の意識ばかり高まるばかりで、税収が減って増税されるという負のスパイラルからはずっと抜けれないんじゃないかな。

■生活費には困らないけど、そんなに贅沢も出来ない
 
所得税や住民税は累進課税なので、
当然稼ぎが増えれば、税額も増えてくる。
一般的な会社員よりは稼げるようになり、生活費に困ることはないけど、
豪遊したり、贅沢な暮らしをすればあっという間にお金なんて無くなっていくだろう。
 
そもそも、それが目的でも目標でも無いので、
無駄なお金は基本使わない。（特にステータスでの消費なんかは）
 
お金は目的ではなく、あくまでもツールであり、
「やりたいこと、ワクワク出来ること」に使っていこうと思う。

■フリーランスに必要な、お金に関する覚悟
 
「現在は順調でも、いつかは収入が減るかもしれない。」
この辺の事は常に意識している。
IT業界は特に変化が早く、数年後の予測すら難しい。
 
それでも、あまり不安は無い。
なぜなら、『収入が減ったら、生活費も減らせば良いから』。
 
単純な話で、身の丈にあった生活をしていれば、お金に困ることは無い。
 
・家賃の安い家に引っ越す
・自炊して外食を減らして食費を減らす
・スマホを格安スマホに変更する
・ケーブルテレビを解約
・洋服はユニクロで揃える
・電車移動を自転車移動にする
・娯楽やモノへの消費を控える
・不要なものを売ってお金に変える
 
これくらいやれば、東京でも15〜20万円くらいあれば十分暮らしていけるのではないだろうか。実家がある人は、実家に帰れば家賃や食費すらも掛からなくなる。
もちろんフリーの場合、収入が減れば暇になって使える時間も増えるので、
その時間に次の収入源を確保するための準備を始められる。
 
どうにもならなくなったら、就職したりバイトすれば良い。
プライドや見栄を捨てて、いつでも身軽になれる覚悟を持っておく。
 
自分にとって必要最低限の収入を計算しておき、
『収入が下がったら生活水準を下げる覚悟をしておく』
ことが大切なんじゃないだろうか。