今シーズンのプレミアリーグも佳境に入り、残す所あと6試合。
チェルシーがまさかの大不振で、前半戦はイライラしまくりだったが、
もう既に挽回はシーズン中は不可能な位置なので、来シーズンに期待。
レスターがまさかの大躍進で2位のスパーズと7ポイント差の首位。
これがどれくらい凄い事かというと、「30年に1度」といっても大げさでは無いくらい凄い!
This time last year, Leicester were bottom of the PL. The Foxes league record since then: P40 W26 D10 L4 pic.twitter.com/zxaJJ7qbib
— Sky Sports Statto (@SkySportsStatto) 2016年4月3日
1年前の4月3日はレスターは最下位に低迷し、降格の危機に瀕していた。
盛り返して何とか残留したが、ラニエリ監督も言っていたように、今シーズンの目標はあくまでも「残留」であり、トップ10入りすら予想した人は少ないんじゃないかなと思う。
さらに3年前に遡れば、レスターは昇格プレーオフで超劇的な形で負けている。
2シーズン前に昇格、昨シーズンはかろうじて残留のチームが、まさか残り6試合で、2位と7ポイントの差を付けて首位に立っているとは・・・
一発勝負やトーナメントでは番狂わせの起こりやすいサッカーだが、
リーグ戦での優勝となると、番狂わせは殆ど起きない。
プレミアリーグでもここ20シーズンで優勝したことのあるチームは、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナルの4チームのみ。
それだけ資金力やチーム力の差が出やすいのがリーグ戦であり、優勝候補以外のチームはほぼノーチャンスといっていい。
1994-1995シーズンにブラックバーンが優勝したのも番狂わせだったかもしれないけど、ボスマン判決の前で、移籍の自由化が進む前で、各クラブの格差が今ほど無かった事を考えると、やはり今シーズンのレスターがいかに凄いかが思い知らされる。
レスターがここまで躍進できた理由を考えてみると、
革新的な戦術を採用している訳でもなく、潤沢な予算がある訳でもないチームで、
11人の選手がそれぞれの持ち味を最大限に生かしたサッカーをしているからだと思う。
■ブレイクした選手
ヴァーディー
マフレズ
カンテ
■派手な活躍こそ少ないが、毎試合90分間ハードワークが出来る選手
岡崎
ドリンクウォーター
オルブライトン
シンプソン
■ビッグクラブでは活躍できなかったが、見事に復活した選手
フート
カスパー・シュマイケル
ハードワーク出来る選手を揃えて、彼らの持ち味を最大限に活かすサッカーを徹底している。
「修理屋」と呼ばれているラニエリの悪い癖(笑)も出ていなくて、
チーム一丸となって1試合1試合を全力で戦っている。
4-4-2で攻守の切り替えが早くて、スピード感溢れるカウンターサッカーは、まさに正統派のイングランドスタイルで見ていても非常に面白い試合が多い。
奇抜な手や、豊富な資金力が無くても、一人一人の力を最大化して、チームに活かす。
まさに「チームプレーのお手本」だと言える。
規模が小さくたって、戦える。
レスターには本当に勇気を貰える。
おそらく、カンテやマフレズあたりはシーズンが終わったら、ビッグクラブからオファーが来て、引き抜かれるだろう。
来シーズンは今シーズンの再現はたぶん不可能。
これもスモールクラブの宿命。
それでも、今シーズンは絶対レスターに優勝して欲しい。
もう二度と無いような出来事を見れるかもしれないから。
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