WEBサイトの採用・求人ページは常に表示!

企業にとって採用活動は非常に重要です。
特に人数が少なければ少ないほど、一人一人の役割は大きいので、
中小企業にとって「採用が企業の行方を左右する」といっても過言ではないと思います。

 

採用・求人は今や完全にネットが主戦場です。
・求人サイトに掲載する
・自社サイトで求人する
・SNSを活用する

 

だいたいこの3つがネットでの求人方法となるんじゃないでしょうか。
SNSを活用した採用もIT企業では割と増えてはきていますが、やはり多いのは求人サイトからの採用です。

 

 

 

■求人サイトのメリット・デメリット
 
リクナビやマイナビ等、様々な求人サイトがありますが、
求人サイトを利用するメリットとしては、「短期間で多くの人を集められる」事でしょう。
求人サイトの集客力は強力なので、何十人・何百人という応募者を一気に集めることが出来るので、短期間に採用が出来ます。また、企業側から見れば、多くの応募者から選べるというのもメリットでしょう。
 
デメリットとしては、やはりコストが高いことです。
求人媒体によって価格は違ったり、成果報酬型の求人サイトもありますが、どの媒体で求人を出してもそれなりに費用は掛かります。
採用のミスマッチなどで良い採用が出来なかった場合は、また掲載料がかかる場合もあるので、コストが読みづらい部分もあります。
 
「短期間での採用」であれば、求人媒体を使うのが一番良い方法だと思います。

 

 

 

■自社サイトでの求人はロングテール
 
自社サイトで求人を掲載するメリットは、24時間365日、常に求人を掲載することが出来ることです。
サイトを所有していれば、基本的にサーバーも契約しているので、掲載のコストはせいぜい採用ページを制作したり写真を撮影する費用くらいでしょう。大手の求人サイトに掲載する費用に比べれば格段に安いと思います。
 
また、求人サイトを見た人は、「自社のサイトも見る」可能性が高いので、求人サイトのフォーマットではない、独自のコンテンツをユーザーに見せることが可能です。媒体では補えない部分を補足していく、という役割でも使うことが出来ます。
 
デメリットとしては、求人サイトほどの集客力は無いということです。
おそらく、どれだけ採用ページに力を入れても、求人サイトほど人を集めることは難しいです。
よほど人気企業でない限り、応募が殺到するような事は少ないでしょう。
急を要する採用には向いていないと思います。
 
自社サイトでの求人は常に表示させておいて、「長期間に渡って幅広く人を集める」というロングテールの手法に向いています。

 

 

 

■人材を募集していない期間も掲載しておく
 
中小企業だと、「常に人材を募集している訳では無いので、採用ページは用意しなくていい」と考えている企業も多いですが、これは割ともったいない事をしていると思います。
 
終身雇用が過去のものになり、雇用の流動性が高まったことにより、短期間で転職を繰り返すという働き方も今後はさらに一般的になってくると予想されます。現在働いている社員が今後も働き続ける保証など全く無い訳で、企業としては常に「人員が欠けた場合、人が足りなくなった場合」を想定して準備しておくことは当然だと言えるでしょう。
 
採用ページを用意するメリットとしては、何と言っても「24時間365日いつでも求人出しておける」事です。
掲載するランニングコストも特に掛からないので、わざわざ表示や非表示をする必要も無いと思います。

 

 

 

■欲しい人材の「転職活動期間」と企業の「人材募集期間」が重なるとは限らない
 
当然、欲しい人材は企業によって違い、職種によっても全く違うと思います。
求めるスキルや職種の希少性が高ければ高いほど、応募者の母数も減っていきます。
 
求人サイトで短期間で人材を募集する場合、
欲しい人材の「転職活動期間」企業の「人材募集期間」が重ならなければ、
どれだけ応募者が「働きたい」と思っても応募が出来ません。
また、企業が「採用したい」という人材でも採用は出来ません。
 

recruit
 
自社サイトでの求人は常に表示させておき、短期間の求人サイトでの募集では補えない、長期に渡る求人採用を行うことが可能です。

 

 

 

■枠が無い場合に応募があった時の場合
 
常に採用ページを出していると、「現在は採用できる枠が無いけど、企業として欲しい人材が応募してきてくれる」場合が出てくると思います。
その場合は、「現在は採用が出来ないけど、欠員が出た場合には声を掛ける」という形で、応募者との繋がりを維持しておくことをお薦めします。
もちろん、別の企業で採用が決まれば、すぐに採用することは出来ませんが、もしかすると働いてみてミスマッチが起こり、すぐに辞めてしまう可能性もありますし、「声が掛かれば転職しても良い」という応募者もいるかもしれません。
 
また、繋がりを維持しておけば、企業として人員増加を行うだけの余力が出た際にも声を掛ければ、また一から採用活動するよりもはるかに効率的に人材を集めることが可能になる場合もあります。
 
一度応募してきてくれた人は、少なくともその企業や仕事に興味がある人なので、すぐに採用できなくても、「企業からいずれ声を掛けてもらえる」という状況は、応募者にとっても悪い状態ではないと思います。

 

 

 

■検索エンジンからの集客を忘れずに!
 
採用ページは「企業名+求人」というワードだけでなく、「職種+求人」というようなワードで集客が出来ると、より効果的です。
 
例えば「インテリアデザイナー 求人」「アプリエンジニア 求人」など具体的な職種であればあるほどピンポイントのスキルを持った人を求人できる可能性が高まるでしょう。

 

 

 

■短期間募集・一括採用ではなく、通年採用という考え
 
ネットでの採用活動・転職活動が当たり前となった現在では、
短期間で募集を掛けて、人材を採用するという「短期間募集・一括採用」よりも、
常に欲しい人材が入れば採用するという「通年採用」の方がより効率が良いと思います。
 
ネットを活用し、より柔軟な採用活動を行える企業が変化に適応し、成長していける企業になるような気がします。
 
採用・求人ページは常に表示しておくことをお薦めします。

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